週末に、クレコス社員とクレコスいのちの森倶楽部の会員とで皮むき間伐に
兵庫県の但東町へ行ってまいりました。
雨の予想も吹き飛ばす、とっても良いお天気でした。
道の駅に集合し、公民館の駐車場をお借りして、スギの人工林へと向かいます。
持ち物は、のこぎりとヘラです。

山に入って説明をうけました。
今回クレコスが参加させていただいた熊森協会では、半径4mに直径35cm以上
の木を2本残していく方法でした。
まず、のこぎりで約1cmの深さでぐるりと一周きりこみをいれます。
そして、ヘラで樹皮を剥いでいきます。
元気な木であるほど、簡単にするりとむけるそうです。
樹皮の裏は、薄黄色をしていて、表とは違いとてもみずみずしかったです。
なめてみるとほんのり甘くて苦味がありました。
木もつるつるぴかぴかで、生命力あふれる木を間伐してしまうのが、悪いような
複雑な気持ちにも少しなってしまいます。
通常の間伐はチェンソーなどで、どんどん切り倒していきますが、皮むき間伐は、
子供からお年寄りまで誰でも危険度が低く間伐出来る方法ですが、植物からじわ
じわと水分を抜いてしまうので、植物にとっては、少しかわいそうな方法である
ともいえるそうです。
皮を取り去られた木は、立ったまま、葉が落ちて、枝が落ちて、水分が抜けて
いきます。数年して木材として利用するために切るのも、運びだすのも軽くなって、
こちらが良いようです。
でも、実際には、1本あたり300円程の値段しかつかず、売れないのが現実だそうです。
説明のあと、各グループに分かれて皮むきをしました。
子どもでも安全にむけました。
もちろん、大人もみんなでがんばりました。

完成した後、みたことのない不思議な林となりました。
数年後には、下草もたくさん生え、たくさんの動物が暮らせる森になるとよいですね。
そして、今回強くおもったのは、間伐材をうまく利用することです。
孫の代のためにとやさしさから植えられたスギを立ち枯れさせて、無駄な木にして
しまうことは、とてもしのびないです。
スギの森を残された孫世代は、どのように利用できるのか考えていくという
大きな課題を与えられているのです。そこまでやり通すのが本当の間伐だと
思いました。大変難しい課題ですが、日本の森のために皆で考えてまいりましょう。



