CRECOSとは
「どんな素材でできているの?」クレコスの商品に使われている素材をご紹介するコラムです。
米ぬか
日本人と深く関わる「米」からの恵み
世界には様々な民族や人種が生活しています。それぞれに肌の色が違い、体質や気質も異なります。これらは気候や生活環境からくる進化の過程の違いから生じたものですが、中でも食生活の違いは大きな
要因と言えるでしょう。
我々日本人は「米」を主食にしてきた民族で、非常にきめ細かでキレイな肌質は、世界中で高く評価されています。しかし近年、食品添加物の問題や、食生活の急激な欧米化などの影響で、成人病やアトピー性皮膚炎などのトラブルが増加してきています。このことは、本来日本人の体質にあった食生活の大切さを示唆しているのではないでしょうか。まさに「米」の持つ価値がここに見出せます。
美容の面については、「米」の中でも「ヌカ(糠)」の部分に、その秘密が隠されています。米ヌカの成分は、オリザノールをはじめとする、油になじみやすいフェラル酸誘導体を中核とする複雑な化合物と、林輝明博士が見出された、オリザブランを代表とする、水になじみやすい多糖類とに大別されます。
オリザノールは、紫外線の防御力、脂質の過酸化による、くすみやシミを薄くする抗酸化効果、消炎作用など。オリザブランには肌荒れ改善効果、保湿効果、皮脂分泌調整作用…
とそれぞれ固有の働きを持っています。これをみても日本人の美しい肌に役立っているのがお分かりだと思いますが、それ以上に更年期障害治療剤などの薬理作用があり、医療でも応用されているように、米や米ヌカ成分は、素肌が見舞われるトラブルの原因である、ホルモンのアンバランスの根本の部分に働きかけて効果を生み出します。
特に米ヌカは女性ホルモンと同じような作用があり、皮膚の血行改善やシミやシワなど老化、新陳代謝などの肌の品質低下を防ぐことから、長年にわたり日本人の美容成分として重宝されてきたのです。
ヘチマ
CRECOSのこだわりがこんな所にも
ヘチマは、ウリ科の代表的な植物ですが、古来よりウリ科の植物は漢方や民間薬として湿疹や肌荒れ、唇の乾燥、水腫や利尿剤として使われてきました。また、江戸時代頃からヘチマの茎を切り、「ヘチマ水」として用いられるようになり、日焼け止め(紅斑防止)によく効くとされ、ヘチマ繊維は「美容タワシ」と汎用されてきました。
ヘチマが美容面で非常に有名になったのも、ヘチマの持つサポニン類の効力によるものです。ルシオサイドと呼ばれるサポニンは、肌が本来持つ増殖機能を高め、排泄器官としての働きと、新しい皮膚に生まれ変わる自然治癒力を助けることができる成分であり、これがヘチマを美容成分として有名にさせたいわれです。
そのサポニンの中でも効力を発揮するルシオサイドは、ヘチマ水にも若干含まれているかもしれませんが、ヘチマの中でも葉の部分に多く存在します。そのヘチマ葉から抽出したエキスを化粧品にしたのが『ピュアヘチマエッセンス』です。今まで自然派化粧品が数多くあり、クレコスの天然へのこだわりがなかなか伝わりませんでした。そこで、天然物を直接実感していただけるよう何も足さないヘチマエキス100%を開発しました。ただ単に化粧水というのではなく、肌の症状や化粧法に合わせていろいろな使い方でお試しください。
ヘチマには肌の活性を高めるだけでなく、脂漏性皮膚、オイリーバランスを整える働きもあり、使い方により様々な皮膚に対応できる重宝な植物です。
化粧品には薬事法でいろいろな規制があり、通常植物名を販売名に使用することはできません。しかし、本当の本物だけは「ヘチマ」の使用が認められています。
クレコスの『ピュアヘチマエッセンス』は自信を持ってお勧めできる唯一の天然化粧液です。
ヘチマエキス
ヘチマエキスと化粧水
人間の体は、生まれたばかりの赤ちゃんではその80%以上が水分であり、20代で75%、60代になると、およそ60%まで減少していきます。つまり水は、人間にとって生命の源のようなもので、年老いていくことは、水分を失っていくということです。
皮膚の老化現象(シミ・シワ)もそのために起こっているといっても過言ではありません。水分を十分に保つことができる肌はみずみずしく、ふっくらと弾力を持ってキレイです。そのために女性はせっせと化粧水(ローション)を毎日欠かさずつけています。そして、その補給した水分を逃さないために乳液やクリーム等を使っているのです。特に日本の女性は化粧水を当り前のように化粧コースに入れていますが、化粧水の成分のほとんどが水(精製水や天然水等)でできており、一部保湿成分を配合しているのが実態で、消費者はお金を出して水を買っているようなものです。果たして、実際に化粧水にそれだけの効果があるのでしょうか?
水には自由水と結合水があります。自由水は精製水や水道水などのように水が単独で存在するもので、結合水は生体とくっついて様々な生命現象を司っているものです。皮膚で言えば、自由水はつけたときは潤ったように感じますが、すぐに蒸発してしまいます。結合水は肌にしっかりくっついて潤いを維持してくれます。化粧水の良い悪い、しいては必要か否かは、その水分がどれだけ肌に馴染んで結合水的な役割をするか
がポイントになってくるのです。
諸外国に比べて水がキレイな日本において、古来よりコメヌカやヘチマ水などが愛用されてきたのは、それらが持つ天然の素肌への馴染みやすさと、その効力が評価されているからではないでしょうか。そのヘチマ水の効用をさらに極めたヘチマエキスは、素肌に素直に馴染めるようにヘチマサポニンと水分を丹念に熟成させて創った化粧液です。
過酷な環境やストレスで痛めつけられている現代人の肌は、何に対しても過敏になっています。こんな時代だからこそ、天然の水分で素肌を癒すことがスキンケアの第一歩です。肌が素直に受け入れられる状態になってこそ、その後の保護ケアの効力も一段と引き立つはず…。
高麗人参
古くから薬用として珍重される
高麗人参は、根の形が人型に分岐していることから「人参」と呼ばれ、日本名はオタネニンジンと言います。これは、皆さんTVの「暴れん坊将軍」でお馴染みの江戸時代の徳川吉宗が庶民のために幕府から高麗人参の種子が払い下げられ、栽培を奨励されたことから「オタネ(御種)」+「人参」となったと言われ、西洋での学名も「Panaxginseng
C.A.Meyer Panax:pan(すべて)+acos (医薬)」と呼ばれる、万病薬の意味に由来します。
漢方薬の象徴ともされる高麗人参がこれほどまでに世界中で重宝される理由には、特定の薬効だけではなく、神経系や生体を、本来持つ機能に戻すことによって治癒するために、副作用や毒性などの心配がなく、生体全体のバランスを整えることによると思います。
生体では常に様々な機能が関連しあいながら働いています。したがって、一つの機能の不具合にもその部分だけの治癒では完治しません。それらにかかわるいろいろな機能が低下した結果が一つの症状として現れているのですから、すべての機能が正常に作用するようになって初めて治癒できるのです。
高麗人参の薬効を司っているサポニン(ジンセノサイトRa〜h)は神経の反射機能に働きかける結果、ストレスに対する副腎皮質強化や呼吸器、消化管、精神安定や疲労回復に役立ち、免疫に対して生体が持つ各種の有害な刺激への防御能力を強めるものなのです。
お肌にとってもシミやシワ、肌荒れなどの症状は、肌の様々な機能の低下が関連した結果に起こっているので、単に美白の薬効成分をつけるだけでは一時的な回避をするようなもので、完全に回復するものではありません。
化粧品というものは、ある意味では漢方薬のようなもので、毎日のお手入れによりトラブルの症状が出ないよう、漢方薬での体質改善のように、肌質改善をするものだとも言えます。
霊芝
不老不死の妙薬として有名な中国生薬
霊芝は、マンネンタケとも呼ばれ、薄暗い深山の広葉樹の根元にひっそりと生えており、古来から深山をくまなく探し回ってもなかなか見つからない稀なものでした。中国の最古の薬物書「神農本草経」の上薬(生命を養い、無毒で、元気を益し、老いを防ぎ、寿命を延ばす薬効のあるもの)として収載されており、秦の始皇帝においては、より良い霊芝を仙薬(仙人になるための薬)として求め日本に使節を送り込んだほどです。
しかしながら、非常に希少なために本格的な臨床が行われたのは、霊芝が人工栽培できるようになった1970年頃からで、慢性気管支炎、狭心症、急性ウイルス肝炎… と様々な効能がわかってきていますが、外用(化粧品)での効用は、霊芝の苦味成分の1つであるガノデリック酸による、抗アレルギー作用(特にI型アレルギー… アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、ジンマシンなどの即時アレルギー)です。
化粧品や医薬品で抗アレルギー薬剤は数多くありますが、霊芝の薬効は大きく違います。通常の抗アレルギー薬剤は、アレルギー反応により発生するヒスタミンやセトロニンと呼ばれる、カユミや炎症、乾燥といった実際の症状を起こす成分の働きを抑えるものですが、霊芝の抗アレルギー作用は、そのアレルギー反応により、ヒスタミン等の成分ができること自体を抑えることができるのです。
わかりやすく言えば、通常の抗アレルギー薬剤はアレルギー反応という交通事故が起こり、負傷してからあわてて応急処置を行うものであるのに対して、霊芝はシートベルトやエアバッグのようなもので、日頃から交通事故に備えているようなもので、万一交通事故が起こっても負傷する前に働いてくれるようなものです。(……少し例えが悪かったかな?)
合成の薬剤と天然の薬剤、また西洋医学や東洋医学(漢方)の基本的な違いはこんなところにあるのです。
紫根
皮膚の再生作用に有効とされる
紫草の根から抽出し紫色が特徴です。シコニン、アセチルシコンなどが成分で毛細血管透過性亢進、創傷の治癒促進、高抗菌、抗炎症効果があります。古くから、皮膚軟膏剤として湿疹、角化症、ひび、しもやけ、ニキビをはじめ、すり傷、やけど等の手当てに重用されています。
馬油
馬のたてがみなどから得られる天然脂質
古くは「ガマの油」といわれた多種の脂質の複合体で、切り傷やひび・あかぎれの手当てに用いられました。外観の油っぽさと異なり、皮膚への浸透性が非常によく、すみずみまでいきわたり、天然の油分のなかでもスクワランを超える柔軟作用があり、肌荒れ、小じわを防ぎます。
ホホバオイル
灌木の種子から採れる液体ロウ
米国南部やメキシコ北部に自生する灌木の種子から採れる液体ロウ。刺激性がなく古くからフケやニキビ、切り傷を治したり、乾燥した皮膚に油分を補ったりするために用いられてきました。毛髪の成長を促進する作用もあります。他の植物油脂にくらべ酸化安定性に優れ、皮膚になじみやすく使用感がさっぱりしています。
海泥
タラソテラピーでも使われる天然海洋地層泥
「『海泥』はフェイシャルフォームの代表的素材」
美容は洗顔に始まり洗顔に終わると言われるほど、肌を清潔に保つことは、皮膚の生理機能を正常に働かせるための第一条件と言えます。ところが、肌の汚れを落とすといってもチリやホコリを取るように
簡単なことではありません。
クレコスの洗顔は、次に掲げる3つの目的を持っています。
- 自分の肌が排泄したアカ(古くなって剥がれた角質と皮脂が混じりあった汚れ)を落とす。
※アカは毛穴をふさいで皮膚呼吸を妨げたり、毛穴を目立たせたりします。 - 肌トラブルの原因となる肌に、付着した細菌の繁殖や代謝物の発生を防ぐ。
- 皮膚の新陳代謝を高めるために、余分な角質をやさしく取り除く。
これらの機能を備えていることが、スキンケアとして働く本当の洗顔料の条件です。この部分に大きく貢献しているのが『海泥』なのです。この『海泥』は海から採るのではありません。数千年前の海洋動植物(穀・魚類の各種ネクトン、プランクトン、藻類など)が埋没堆積し、微生物の働きで永い年月と共に分解、代謝、再合成などが繰り返されてできたミネラル豊富な泥炭土で、地殻変動により地上に隆起してきた、貴重な軟質多孔性の天然無機資源です。
化粧品でよく使われる泥(クレイ)は「鉱泥」といわれる鉱物ですが、海泥に比べて硬く肌を傷つける危険があり、吸着力も劣ります。
『海泥』は従来の洗顔料では果たせなかった、先の3つの目的を洗浄剤や殺菌剤に頼ることなく実現してくれます。多孔性(細かな空洞が無数にある)ゆえの強力な吸着力で毛穴の奥まで汚れや細菌を取り込み、ミネラル中の天然硫黄でニキビ菌などの働きを抑え、軟質のゴマージュ効果で肌に無理なく表面の余分な角質を除去し新陳代謝を正常な状態に戻してくれるのです。
ヨーロッパのエステティックやクアハウスなどでも肌の清浄には『海泥』またはこれに類するものを使用しています。「汚れは洗浄剤=界面活性剤で落とす」には、肌はあまりにデリケートすぎるのではないでしょうか…?
甘草
平安時代に生薬として中国より渡来
マメ科の甘草の根から抽出します。甘味がありグリチルリチンを含み、古代から生薬として刺激緩和、解毒に用いられ、抗アレルギー・抗炎作用に優れています。化粧品にも肌の炎症を抑え、キメを整えるものとして広く使用されていますが、コウジ酸に匹敵する美白効果もあります。
ソウハクヒ〈桑白皮 そうはくひ〉
メラニンの活動を抑え、白い肌を保つ成分も
桑の木の皮から抽出します。漢方では高血圧症の予防、疲労回復、滋養強壮に用いられています。うるおいを補う効果が高く、乾燥した肌の手入れに効果的。また、消炎作用、発毛促進作用、ふけ・かゆみ防止作用があり、さらに美白成分がシミ・ソバカスを防ぐことも知られています。
オウゴン
花は紫紅、でも名前は黄金?
シソ科のコガネバナの根を乾燥させた漢方薬。コガネは根が黄色なのでつけられた。解熱、消炎、抗菌、抗アレルギーなどの作用があります。活性酸素を分解し、肌の老化を防止すると共に、収れん、保湿効果にも優れています。また、メラニン色素生成を制御したり、すでに沈着しているメラニン色素を還元漂白する美白作用も持っています。
シャクヤク
美白効果で注目される天然成分!
キンボウゲ科の芍薬の根から抽出します。当帰、芍薬散として婦人病に用いられ、鎮痛・血行促進・収れんなどの効果に優れています。また、皮膚の炎症を抑えると共に、紫外線を浴びると大量に発生して、肌を老化させるといわれる活性酸素を分解して取り除くSOD作用があります。
シア脂〈シアバター〉
紫外線を防ぎ、傷んだ皮膚を再生
皆さんにはあまり馴染みのない成分ですが、中央アフリカに広く分布する樹木『シアの木』の種子(核)から採るバター状の油脂のことで、古くからヨーロッパでは非常に重宝な天然成分とされています。というのも、シアバターは、有害なUV−BからUV−Aまで幅広い波長(200〜4500nm)の紫外線を防ぎます。また、紫外線で傷ついた皮膚を元の健康な状態に戻す作用があり、これが紫外線に弱い白人たちにはたいへんありがたいものだったからです。日本でも同じような天然成分として玄米から取る、γ‐オリザノールというものがあります。
近年、合成の紫外線吸収剤の弊害が取りざたされている中で、貴重な存在になってきています。
シアバターは紫外線に対してだけでなく、ビタミンFと呼ばれる生体の必須脂肪酸(リノール酸)も豊富に含み、老化や紫外線による萎縮性破壊性疾患や、角化症などの皮膚炎、皮膚病をはじめ、やけど、肌荒れ、過敏症などの治療にも貢献しています。これらは、シアバターが体内組織の酸素供給をうながし、代謝老廃物の除去を進める働きを持つためと考えられています。
また最近では、肌の老化にともなうシワの原因でもある、皮膚の弾力組織(コラーゲンやエラスチン)を硬くさせる酵素(エラスターゼなど)の働きを抑えることでも注目を浴びている成分なのです。
このシアバターだけでなく、天然の成分というのはさまざまな方面にかかわりを持ち、いろいろな働きをおこなっているものですね。
スクワラン
深海鮫とオリーブから採取
最近はノンオイルの化粧品も増えてきて、オイルが嫌われ気味。「油焼けする」や「ニキビができやすい」「化粧くずれがする」などと言われますが、間違った思い込みで、オイル全てを嫌うのは肌のためにはマイナスです。肌に傷や多少のトラブルがあった時、最も刺激の少ないのは油だというのをご存知ですか?昔からヤケドの薬として使われてきたのが油なのです。トラブルで外界の影響を受けやすい時、雑菌から肌を守りたい時、皮膚を確実に保護し内部の再生を助けるのが天然の油だったのです。
スクワランは、おもにアイザメなど深海のサメ類の肝油や、オリーブ油、綿実油に存在しています。様々な天然オイルがあるなかで、スクワランは肌に対しての浸透性が非常に良く、しかも、脂っぽさを感じる油性感が少ないのが特徴ですが、クレコスが化粧品に幅広く使用している理由は、スクワランの保護効果や安全性だけでなく、優れた浸透性による薬剤の経皮吸収を助けることから医薬品でも軟膏や座薬に広く使用されているからです。もともと人間の皮膚から出る皮脂にも含まれることから注目されましたが、実際に皮脂から出ているのは『スクワレン』という非常に不安定な不飽和炭化水素であって、空気に触れるとすぐ酸化してしまい、肌のトラブルの原因になってしまいます。スクワランは、このスクワレンを安定状態でかつ安全なカタチにしたものです。
このようにスクワランは厳密に言えば、完全な天然物ではありません。天然物というのは、人体の内部で活動しているとき(生きているとき)は有効なものですが、一歩外に取り出してしまうとたちまち有害なものに変わってしまうことがよくあります。
天然素材とはうまく付き合っていかないと、とんでもないことになってしまいます。
天然成分にこだわったクレコスもこのことを充分に吟味し、有効性を残しながら、安全性を大切にした商品づくりを考えています。
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